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オフィスデザイン事例5選|「企業の魅力を伝えたい」「拠点を集約したい」事例

GOOD PLACEのオフィスデザイン事例

オフィスデザインの事例を探しても、自社に近い規模感の実例が見つからず、悩むことも多いのではないでしょうか。本記事では、GOOD PLACEが手がけた5つの事例を、「企業の魅力を伝える・体験する場として設計したい」「複数拠点のを集約したい」という2つの視点で紹介します。坪数や竣工時期に加えて、ご相談の背景からコンセプトまでを事例ごとにまとめています。自社に近い事例を探す参考になれば幸いです。

1.企業の魅力を「伝える・体験する」場として設計した事例

まず、社外や社内への発信を意図した2つの事例を紹介します。

1-1:シュナイダーエレクトリック(102.85坪/東京都港区/2025年9月竣工)

シュナイダーエレクトリック東京オフィスのショールーム全景

壁のないワンフロアに外の景色も感じられる、ショールーム全景

会議室のレイアウト変更にあわせて、ショールーム(Innovation Hub)の改装もご相談いただきました。他国拠点と基準を合わせながらも、日本のショールーム独自の没入感のある空間をつくること等が求められています。

コンセプトは「Immersive―世界観を体験する空間―」。ショールームはサービスや技術の展示だけではなく、シュナイダーエレクトリック様の世界観を「体験」してもらう場にするべく、来訪者が「情報を受け取る」ことができ、なおかつ「能動的に感じ、考え、理解する」体験が得られる場としました。
会議室が並ぶ通路を進んだ先に、壁のないワンフロアの空間が広がり、たどり着いた瞬間に世界観の広がりを感じてもらえるショールームを設計しています。

感覚的に操作可能なインターフェースで、最新技術を扱う企業としての印象を来訪者へアピールするThe View

「The View」感覚的に操作可能なインターフェースで、最新技術を扱う企業としての印象を来訪者へアピールする。

ショールーム全体が来場者を創造のプロセスへと巻き込む、ダイナミックな空間として立ち上がるよう計画しています。床には、展示のメインである湾曲ディスプレイ「Control Center」を中心にすべてが同一軸上に重なる複数のランダムサイズの円を貼り分けとして構成。ショールーム全体に流れるような動線をさりげなく示唆することで、視線と動線が自然と湾曲ディスプレイへと集まるように誘導します。タッチセンサー搭載のディスプレイ「The View」も、最新技術を扱う企業としての印象を伝える仕掛けのひとつです。
天井には床のラインと連動する360度発光型のチューブ照明を設置。天井を黒く塗装することで、光のラインが浮遊するように強調し、没入感をさらに高めました。グローバル共通のカラースキームを踏襲しながらも、深いグリーンを差し込むことで空間全体を引き締めています。

シュナイダーエレクトリック ショールーム内の動線と展示形式シュナイダーエレクトリック タッチセンサー搭載ディスプレイの展示エリア

この空間づくりは、2026年のA’ Design AwardのInterior Space and Exhibition Design部門でブロンズ賞を受賞しています。同じく2026年には、日本空間デザイン賞のLonglist(入選)にも選出されました。

 

1-2:TBSテレビ JNN Park!(301.65坪/東京都港区/2025年3月竣工)

TBSテレビ JNN Park! オフィス全景

視線を遮る壁を設けず、公園のように開かれた明るいエントランス

JNN系列28社のうち11社の東京支社を、ひとつのオフィスに集約するプロジェクトでした。JNNはTBSテレビを中心とした全国28局の報道ネットワークです。「系列局同士が交流を深められる場に」というTBSテレビ側の思いに加え、実際に入居する11社それぞれの要望も汲み取りながら進める計画で、2024年3月にコンペへ参加したところからプロジェクトが始まっています。
コンセプトは「日本の魅力の発信基地」。青森から沖縄まで、各地の系列局が集う様子を、日本各地の自然や文化と重ね合わせてデザインしています。当初は約1,000㎡のフロアに支社長用の応接室を11室、残り700㎡弱をすべて共有フリーアドレスにするという大胆な案も検討されました。最終的には11社分の支社室を確保しつつ、残りを共用スペースにするかたちで落ち着いています。

TBSテレビ JNN Park! 系列局の支社サインが並ぶエントランス
TBSテレビ JNN Park! 共用コミュニケーションエリア

歩行エリアと滞留エリアで床材を張り分けた共用コミュニケーションスペース

支社の配置は、入口から見て北の青森から南の沖縄まで、日本列島の並びに沿わせました。共用エリアに面した白い壁には、すさ入りのクロスを使い、日本の伝統的な左官壁を思わせる風合いを持たせています。
プロジェクト初期には、家具メーカーのショールームやオフィスの見学を行い、フリーアドレスなど最新の働き方を実際に目にしていただきました。
そのうえで、各支社室内の座席運用は、各支社との協議を経て決定しています。支社室内は固定席とする会社が多いものの、フリーアドレスを採用した会社も数社あります。新しい取り組みについては、若手社員の声も踏まえながら、各支社で丁寧に検討を重ねました。共用スペースにはポータブルバッテリーを常備し、配線を見せずに長時間の作業や災害時の備えにも対応しています。

TBSテレビ JNN Park! 支社同士が顔を合わせられるコミュニケーションエリア

日本の世界自然遺産をモチーフにしたカラーとグラフィックパネルの会議室

完成後、ご担当者様からは、共用スペースができたことで支社間の雑談や情報交換が増えたというお話をいただいています。プロジェクトを通じて理解が深まり、フリーアドレスを採用するに至った支社も数社あるそうです。番組の共同制作に関する打ち合わせがしやすくなったほか、クライアントにとっても複数支社に一度で会えるようになり、業務効率が上がったという声も聞かれました。

2.複数の拠点や組織をひとつの空間に集約した事例

次に、複数の拠点や組織をひとつの空間にまとめた3つの事例を紹介します。統合の背景も規模もそれぞれ異なりますが、共通するのは、異なる組織や部門の働き方を、ひとつの空間でどう両立させるかという視点です。

2-1:横店グループジャパン(196.62坪/東京都港区/2025年11月竣工)

横店グループジャパン オフィス全景

生産性を支える機能を重視した執務室

複数の子会社が一堂に会する移転計画でした。立地の景色を活かした洗練感・開放感・高級感のある来客エリアと、コミュニケーションを促進する空間づくりが求められています。
コンセプトは「Co-Creation Platform―共創の場―」。グローバルに展開する横店グループの日本本社として、企業としての信頼感を空間で表現することが重視されました。同時に、複数の子会社が集まる拠点でもあるため、生産性を高める機能性に加えて、人やアイデアの多様性を受け入れる柔軟性、ビジネスを生み出すクリエイティビティの表現も欠かせない要素でした。

横店グループジャパン 東京タワーを望むラウンジエリア
横店グループジャパン 来訪者用カフェエリア
横店グループジャパン ハイバックベンチのボックス席

カフェエリア/東京タワーを望むラウンジ/会議室

エントランスは柄クロスと木目調を組み合わせ、受付台には無垢材を採用しています。カフェエリアには造作棚とアイランドパントリーを設け、見栄えと使いやすさを両立させました。執務エリアは風通しの良さと視線の抜けを意識しつつ、海外拠点から出張で訪れる従業員向けにビッグテーブルも用意しています。オープンな打ち合わせに使うボックス席にはハイバックベンチを採用し、会話が活発になることを見込んで音にも配慮しました。東京タワーを望むラウンジとVIP会議室も、このオフィスの特徴のひとつです。VIP会議室は2面にわたる窓と間接照明で、開放感と落ち着きを両立させています。来客エリアの上質さと執務エリアの機能面での配慮を両立させたことで、生産性を支える機能性と、多様な人材やアイデアを受け入れる柔軟性を、ひとつの空間の中に共存させています。

2-2:EDFパワーソリューションズ・ジャパン(154坪/東京都港区/2025年12月竣工)

EDFパワーソリューションズ・ジャパン オフィス全景

景観を活かして配置された執務エリア

2つの組織が統合するかたちでの移転でした。働く環境の改善とコミュニケーションの場の不足という課題を抱えていました。
コンセプトは「An Office in Flux」。変動や流れを意味する「flux」という言葉を軸に、変化に柔軟に対応しながら進化し続ける企業の姿勢を表現しています。

EDFパワーソリューションズ・ジャパン 曲線で区切られた共有エリア
EDFパワーソリューションズ・ジャパン 自然光とグリーンを取り入れた執務スペース

曲線でゆるやかに区切られた共有エリア

提案は3つの要素で構成されました。ひとつ目は「つながりを育む場の構築」。景観を活かした執務エリアの配置と、中央の共有エリアを軸にした曲線的な空間の区切り方で、自然な動線と交流を生み出しています。ふたつ目は「働く人に寄り添う環境設計」。自然光とグリーンを取り入れた明るい空間に、音環境へ配慮したゾーニングを組み合わせました。みっつ目は「会社の魅力を高めるデザイン」。サステナブルな什器や素材、色使い、テキスタイルを通じて、再生可能エネルギーを扱う企業らしさを表現しています。

EDFパワーソリューションズ・ジャパン サステナブルな素材を用いた什器

サステナブルな素材を用いた什器

この3つの要素を通じて、組織同士のつながりと、それぞれの働きやすさをともに支えることを狙った事例です。

2-3:レーベンホームビルド(130坪/東京都中央区/2025年3月竣工)レーベンホームビルド オフィス全景

ラウンジのような落ち着きと高級感で来訪者を迎えるメインエントランス

支店の集約に伴う、東京本社の増床でした。明るくエレガントで信頼感のある空間づくりに加え、短期間での柔軟な対応と、実務への影響を最小限に抑えるプロジェクトマネジメント力が求められました。コンセプトは「Familiar Lounge」。戸建て分譲やリフォームを手がけるレーベンホームビルドらしい、アットホームで親しみやすいラウンジのような雰囲気を目指したものです。社歴や出社頻度の異なる従業員が働きやすい堅苦しくない空気感と、来訪者への信頼感、その両方を意識しています。

レーベンホームビルド エントランス脇の来訪者向けラウンジ
レーベンホームビルド フリーアドレス席のエリア

エントランス脇の来訪者向けラウンジ/落ち着いたトーンの会議室

トーンの使い分けも特徴のひとつです。来訪者が訪れるエントランスや会議室は落ち着いたトーンに、従業員が利用する執務室やカフェスペースは明るめのトーンにするなど、グレーを基調に黒や紺をアクセントとして加えました。メインエントランス脇には、住宅関連事業の世界観を反映したエレガントでシックなラウンジスペースを設置。執務室にはフリーアドレス席を設け、出社頻度の違いにも対応しています。

レーベンホームビルド 執務室側とエントランス側から出入りできる大会議室

大会議室は最大20名まで利用でき、執務室側とエントランス側の両方から出入りできる動線としました。2面にモニターを設置し、大人数でも快適に打ち合わせができるよう配慮しています。少人数向けの小会議室は、ガラスの間仕切りにすりガラス調のフィルムを使うことで、圧迫感を抑えながら機密性も確保しました。従業員にとっても来訪者にとっても、居心地のよさが両立する空間を目指した事例です。

3.事例から自社のオフィスづくりを考えるときに

ここまで紹介した5つの事例は、すべての企業に当てはまる正解ではありません。自社の課題や目的に照らし合わせて、参考にする部分を見極める必要があります。
まず整理したいのは、自社が抱えているオフィスの課題です。拠点の分散や採用力の強化以外にも課題はさまざまですが、今回紹介した「集約」と「発信」という2つの視点は、検討の出発点として使いやすい切り口です。どちらに近いかを考えるだけでも、最初に取り組む内容が見えてきます。
「企業の魅力を伝える・体験する場」としてオフィスを検討する場合は、伝えたい世界観の言語化が先です。何を、誰に、どう感じてほしいのかを定めることが、コンセプト設計の土台になります。
「複数拠点の集約」を検討する場合、最初の課題は関係者の合意形成です。統合される組織それぞれに意向があるため、代表者へのヒアリングや現場を巻き込んだプロセスが欠かせません。

GOOD PLACEでは、設計から施工、運用まで、同じチームがプロジェクトに伴走します。一級建築士や認定ファシリティマネジャーをはじめとした有資格者による体制も強みのひとつです。集約の悩みも、発信の場づくりの悩みも、まずは相談してみてください。

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GOOD PLACEでは、現状のオフィス環境の調査・分析から、設計・施工・運用改善まで一貫してサポートしています。

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偽装請負とは何ですか?アウトソーシングを利用する際、どのような点に注意すべきですか?
偽装請負とは、契約上は請負・業務委託でありながら、実態として委託元企業が受託会社の雇用する労働者に直接具体的な指揮命令を行い、作業させている状態を指します。契約の名称ではなく実態に即して判断され、該当する場合は労働者派遣法違反となります。委託元企業は受託会社に業務内容や成果物を伝え、労働者への具体的な作業指示や労務管理は受託会社側の管理者が行うことが基本です。
人材派遣の「3年ルール」とは何ですか?
労働者派遣法第40条の3により、同一の派遣労働者を事業所内の同一の組織単位(課やグループなど)で受け入れられる期間は原則3年までです。ただし、①派遣元に無期雇用されているスタッフ、②60歳以上のスタッフ、③終期が明確な有期プロジェクト業務、④1ヶ月の労働日数が10日以下の業務、⑤産休・育休取得者の代替、の5つは例外として対象外となります(同法第40条の2第1項各号)。長期活用を検討する場合は派遣会社へ事前確認しておくと安心です。
人材派遣を利用できない業務はありますか?
労働者派遣法では、港湾運送・建設・警備・病院等での医療関連業務が適用除外業務として定められています。加えて、弁護士や税理士などの士業にも、各資格法の趣旨から派遣が認められない業務があります。医療関連業務や士業の一部には例外があるため、自社が依頼したい業務の可否は事前に派遣会社へ確認しておく必要があります。
アウトソーシングと人材派遣、どちらを選べばよいか迷う場合はどう判断すればよいですか?
主に4つの軸で整理するとよいでしょう。①業務改善かリソース確保か、②社内にノウハウを残したいか外部に任せたいか、③短期か中長期か、④業務が定型か非定型か、です。目的が複数ある場合は、まずどれが本質的な課題かを明確にすることが選定の第一歩です。GOOD PLACEでは、業務内容やご状況を伺いながら一緒に整理していきますので、判断に迷う段階でもお気軽にご相談ください。
アウトソーシングは中長期で活用しても効果を維持できますか?
中長期で活用することで、業務の標準化や改善を継続しやすくなるケースがあります。GOOD PLACEでは、株式会社コスモスイニシア様に2011年から約15年間、郵便物仕分けや福利厚生業務など約140項目・約900時間分の業務をアウトソーシングで支援しており、マニュアルの継続更新によって属人化を防ぎながら業務品質を平準化しています。

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