白いキューブと大きなガラス窓によるファサードが目を引く外観。
外構部は前面道路から引きを設けて、ウッドデッキや化粧ブロック、植栽をふんだんに使用。
先進的な印象ながらも街に対して開けた印象を持たせた。
高級感と優しい印象が共存するエントランス。
折り重なるように配置されたアクセント壁面と、縦ラインの間接照明が空間にリズムを与えている。
1階コリドーはトーンを落として気持ちが落ち着くような空間に。
不規則に並ぶペンダント照明が街の中を歩いているような感覚を与える。
斜めに配置された間接照明が柔らかく空間を照らすエレベーターホール。
ランダムに配置された植栽が、壁や床に公園の木陰のようなニュアンスをつくり出す。
2階模型室前。室内への廊下の照度を落として
モノトーンの空間にすることで、入室前の期待値を高める。
タワー型の模型が入るように天井の高さ3mを確保。
迫力のある模型と周囲のモニターに映し出される風景が、住む人のイメージを膨らませる。
モデルルーム前では、敢えて照明を暗めにすることで、入室した際の驚きを高める効果を持たせた。
また、床面にも植栽を設置し、マンションのコンセプト「より近く より優しく より楽しい」を表現。
壁面の重なりや照明、グリーンを効果的に用いて動線に豊かなリズムを持たせることで、
来場者を視覚的にもてなすマンションギャラリーとなっている。
実際のマンションの特徴である伸びやかな庇とそれに呼応する斜めの外壁を取り入れ、
先進的な印象を持たせた。