株式会社コスモスモアは、2024年1月8日に「株式会社GOOD PLACE」に社名を変更いたしました。 詳細はこちら×

ACN品川御殿山ビル

299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル

上部の外壁には、既存の特徴的なメタリック調のブルーグレータイルに映えるようなファサードサインを新規で設置。
昼夜問わず遠隔からの視認性を高めながら、ビル自体がACNブランドのアピールとなるようにした。

ビルエントランスとしての顔をより際立たせるため、開放感のあるピロティに間接照明で照らされた段々形状の天井を計画。
加えて、下り天井は吹き入る雨水の排水や間接照明のメンテナンスなど機能性も考慮した造りに。

風除室にも木目調と間接照明を取り入れ、高級感を演出。
「ニュートラルで誇りを感じさせる空間の創造」を目指した。

建物側から見た風除室。ベージュトーンでまとめられていた風除室やエントランスには、格子形状のあしらいと木目調の壁面素材、間接照明を取り入れた。

エレベーター入口や案内板、掲示板にはダークトーンのカラーガラスや鋼板調の化粧シートを採用。壁面よりも彩度を下げることで、空間のアクセントとしながらもスムーズな動線を誘発させる。

風除室から見たエレベーターホール。格子形状のあしらいと木目調の壁面素材、間接照明を取り入れることで高級感のある落ち着いた空間に。

照明を間接照明にすることにより空間を際立たせ、ビルの顔となる空間を演出。
夜間でも視認性の高いファサードサインを設置し、クライアントのブランドをアピールしている。

エントランスの天井部分。
マテリアルは木目・石目調の自然素材をセレクトし、
存在感のある円柱にも施釉タイルを貼り、素材や色遣いによって上質感のある空間とした。

上部の外壁には、既存の特徴的なメタリック調のブルーグレータイルに映えるようなファサードサインを新規で設置。
昼夜問わず遠隔からの視認性を高めながら、ビル自体がACNブランドのアピールとなるようにした。
また、サインの発光により、遠隔からの視認性をより高めている。

着工前の様子。特徴的な外壁タイルやアプローチの丸柱、天井高さのある1階部分、広範囲にわたる本石張りなど
既存の建物が持つ魅力的なポテンシャルを活かしたプランを提案した。

299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル 299_ACN品川御殿山ビル
クライアント
株式会社ACN
プロジェクト
ACN品川御殿山ビル
ご相談背景
1991年竣工ということもあり、設備の老朽化に加えてデザインの古さや共用部の暗さが課題であったACN品川御殿山ビル。
リノベーションによって時代に合った魅力的な空間の創造することで、建物のイメージ向上およびACNブランド価値の発信・強化を行いたいとご相談いただいた。
コンセプト
「Special Feeling-特別感-」
品川駅周辺を中心とした大規模開発やリニア新幹線開通計画などにより盛り上がりをみせる品川エリア。そして歴史を感じさせる造りの日本家屋や洋館が残っており、都内の由緒あるブランドエリアである御殿山エリア。両エリアが重なる本建物の立地は、今後ますます価値が高まると考えられる。
そこでエリアイメージと、クライアントのロゴに込められた「安心感」「誠実さ」「信頼」「繊細さ」といった価値観を空間に反映させることで、時代に合わせた建物の価値向上とブランドイメージの強化を目指す。そのキーワードとして「特別感」を掲げ、大規模ビルにはない上質さを感じさせるニュートラルなデザインにより、入居者にクラス感と安心感をもたらすことを狙う。
提案内容
●全体
開放感のあるピロティやアプローチの丸柱、1階部分の天井の高さや広範囲にわたる本石張りなど、着工前の建物には高級感や利用者の快適性を高める特徴がみられた。そこで既存の良さは活かしつつ一部ファサード、エントランス、共用部を改修。限られた予算の中でも既存からの変化と「ニュートラルでありながらも、品川エリアとしての誇りを感じさせるデザイン」を目指した。

●外観・ピロティ
ビルエントランスとしての顔をより際立たせるため、開放感のあるピロティに間接照明で照らされた段々形状の天井を計画。マテリアルは木目・石目調の自然素材をセレクトし、存在感のある円柱にも施釉タイルを貼り、素材や色遣いによって上質感のある空間とした。
上部の外壁には、既存の特徴的なメタリック調のブルーグレータイルに映えるようなファサードサインを新規で設置。昼夜問わず遠隔からの視認性を高めながら、ビル自体がACNブランドのアピールとなるようにした。

●風除室・エントランス
ベージュトーンでまとめられていた風除室やエントランスには、格子形状のあしらいによって安定感や安心感を持たせ、木目調の壁面素材、間接照明によって上質感を高めた。既存の大理石や御影石の風合いを引き立たせることで、来客を迎え入れるのにふさわしい高級感のある落ち着いた空間に。
エレベーター入口や案内板、掲示板にはダークトーンのカラーガラスや鋼板調の化粧シートを採用。壁面よりも彩度を下げることで、空間のアクセントとしながらもスムーズな動線を誘発させる。
プロジェクト
メンバー
設計(ディレクション/デザイン):武田 健太郎 / 西田 和弘、篠田 智信
施工:駒形 秀幸
PM:薫 小雪、日髙 英之
実施内容
設計 施工 PM
規模
82.5坪
立地
東京都品川区
竣工
2025年5月
撮影
Kudo Original Photo
タグ

MORE WORKSその他の実績