上部の外壁には、既存の特徴的なメタリック調のブルーグレータイルに映えるようなファサードサインを新規で設置。
昼夜問わず遠隔からの視認性を高めながら、ビル自体がACNブランドのアピールとなるようにした。
ビルエントランスとしての顔をより際立たせるため、開放感のあるピロティに間接照明で照らされた段々形状の天井を計画。
加えて、下り天井は吹き入る雨水の排水や間接照明のメンテナンスなど機能性も考慮した造りに。
風除室にも木目調と間接照明を取り入れ、高級感を演出。
「ニュートラルで誇りを感じさせる空間の創造」を目指した。
建物側から見た風除室。ベージュトーンでまとめられていた風除室やエントランスには、格子形状のあしらいと木目調の壁面素材、間接照明を取り入れた。
エレベーター入口や案内板、掲示板にはダークトーンのカラーガラスや鋼板調の化粧シートを採用。壁面よりも彩度を下げることで、空間のアクセントとしながらもスムーズな動線を誘発させる。
風除室から見たエレベーターホール。格子形状のあしらいと木目調の壁面素材、間接照明を取り入れることで高級感のある落ち着いた空間に。
照明を間接照明にすることにより空間を際立たせ、ビルの顔となる空間を演出。
夜間でも視認性の高いファサードサインを設置し、クライアントのブランドをアピールしている。
エントランスの天井部分。
マテリアルは木目・石目調の自然素材をセレクトし、
存在感のある円柱にも施釉タイルを貼り、素材や色遣いによって上質感のある空間とした。
上部の外壁には、既存の特徴的なメタリック調のブルーグレータイルに映えるようなファサードサインを新規で設置。
昼夜問わず遠隔からの視認性を高めながら、ビル自体がACNブランドのアピールとなるようにした。
また、サインの発光により、遠隔からの視認性をより高めている。
着工前の様子。特徴的な外壁タイルやアプローチの丸柱、天井高さのある1階部分、広範囲にわたる本石張りなど
既存の建物が持つ魅力的なポテンシャルを活かしたプランを提案した。