エントランスは日本の伝統的な意匠である「格子」や「庇」の要素を取り入れ、
視線の抜けを意識した間仕切り構成でコンセプトである「場の移ろい」を表現。
グローバルに活躍するクライアントの「日本オフィス」としての品格や佇まいを表した。
インテリアにはくつろぎを与えてくれる家具や照明を採用し、心身をリセットしてくれるおもてなし空間を創出した。
マテリアル全体のトーンはモノトーンや木目調、ガラスなどシンプルなものをベースとした。
社内外あらゆる人々の動線が交差するリフレッシュエリアは
エントランスに次ぐオフィスの顔として、温かく迎え入れてくれる印象を意識。
1人でもリラックスできるように、窓際には間隔を広めに取ったソファ席を配置した。
左右に広がる空間には集中を要する仕事のためのエリアだけでなく、オープンなミーティング、
リフレッシュ、応接といったあらゆる目的や状況に応じたエリアを段階的に構成。
機密性の高い情報を扱うコーポレート本部や会議室は、ガラスで仕切られていながらも
圧迫感が少なく、落ち着いて仕事に取り組めるような空間となるよう設計した。
ワークエリアは明るい木目調と、集中やクリエイティビティを促進するブルー・グレーの什器で構成。
会議室には高級感や品位を感じさせるブラックを採用。