- クライアント
- 熊本国際空港株式会社
- プロジェクト
- 阿蘇くまもと空港 新旅客ターミナルビル隣接建物
- ご相談背景
- 世界にひらかれたハブ空港を目指す阿蘇くまもと空港が、空港機能のみでなく商業施設等を併設させて居心地のいい滞在型の空港を目指していた。
- コンセプト
- 「ASO蔵」
かつて日本の港や物流拠点の多くに存在しており、街のシンボルであった昔ながらの「蔵」のように、旅行客だけでなく地域にも愛される空間を目指した。
- 提案内容
- コンセプトで掲げた「蔵」をイメージに、レンガ・木・土などの自然素材をもちいて、懐かしくホッとするような、表情のある素材に囲まれる空間を提案。中でも、2021年におこなわれた東京オリンピックの選手村で使用した熊本県産のスギをルーバー材や家具へ使用したり、基礎工事の際の掘削で出る廃土を建物内の土壁へ再利用したりするなど、その土地が持つ固有性にこだわった。
また、建物の２階には空港の運営会社である熊本国際空港様のオフィスを計画。自然光が入り天井が高い執務スペースや、阿蘇の山並みが見える屋根付きのテラス、気分転換したりセミナーなども開催できる広々としたカフェスペースを作り、社員満足度を高めて空港で働くことに誇りが持てるオフィス作りを目指した。
- プロジェクト
メンバー
- 金子 博宜 / 武田 健太郎 / 石川 豪士 / 髙橋 頌二 / 白川 凌雅 / 野瀬 友博 / 友藤 卓也 / 泉 悠平/ 田中 大智 / 岡田 和吉 / 岩本和士 / 伏見 啓希 / 左近充 宣仁 / 雨宮 渓太 / 海野 亮太 / 土居 直人
- 実施内容
- 設計 施工 PM
- 規模
- 1200坪
- 立地
- 熊本県上益城郡
- 竣工
- 2023年 2月
- 撮影
- Keiko Chiba （Nacasa ＆ Partners）,
Yu Suenaga (Photo Atelier Suenaga)
