エントランス
コーポレートカラーのブルーをアートで取り入れながら、テクスチャのあるグレーの塗装が落ち着いた雰囲気のエントランス。
中庭の様子とグリーンがガラス越しに見えることで、オフィス内の活気も感じられる空間とした。
中庭/縁側エリア
中庭エリアは一段床を上げ、さらに天井を剝き出しにすることで、他エリアとは異なる空間であるということを自然と感じさせる工夫をしている。
中庭を囲む格子は植物園や温室に見られるデザインからインスピレーションを得ており、空間の中で際立つ象徴的な存在となった。
スペース内のグリーンは単に鉢植えを置くのではなく地植えのような形にすることで、より自然を身近に感じられる公園の雰囲気を演出している。
また時間により照明温度が変化して行く照明を採用し、オフィス内にいながら一日の移ろいを感じられるようにした。
中庭を囲むように縁側エリアをつくることで奥に繋がる執務エリアとの緩衝スペースとなるとともに、通路を行き交う人とのコミュニケーションの場ともなる。
縁側エリアの床面には飛び石のようなデザインで、遊び心も取り入れた。
中庭内には高さの異なるテーブルやカウンターを設けており、気分に応じて自由に居場所を作ることができる。
中庭奥の一角のコーナーは公園内のコンテナハウスのようなイメージでデザインした。
グループソファ席
オフィス内に点在するグリーンの色味と対比させるように、オレンジの張地で明るい雰囲気を演出したソファ席。コの字型になっているため大人数での打ち合わせも可能となる。
執務エリア
集中して執務に取り組めるエリア。仕事の内容や気分に応じて、奥に見える中庭と縁側エリアを行き来してONとOFFの切り替えが出来るつくりとなっている。
眺望の良い執務エリアの窓際にもソファ席を設けており、執務の合間の打ち合わせに重宝するスペース。