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株式会社TBSテレビ JNN Park!

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エントランスから入った様子。視線を遮る壁を設けず、背の低い置き型の発光サインを設置。
公園のように開かれた明るい空間を演出した。

中央のコミュニケーションスペースは、飲食やちょっとした作業などクイックに活躍。
床の素材を人が通るエリアとコミュニケーションを取るエリアとで張り分け、公園のようなアクティビティを感じさせる仕掛けをつくった。

ハイカウンターをエントランス脇に配置。モバイルバッテリーや電子レンジ、自動販売機なども近くにあるため、
自然と人が集まりコミュニケーションが生まれやすい場所となっている。
白い壁面はすさ入りのクロスを採用。日本の伝統的な工法である左官壁を意識した風合いにすることで、
日本の文化や日本古来の素材の魅力を感じられる環境づくりを目指した。

JNN各社の従業員がシーンに応じて自由に利用できるテーブル席とボックス席。
テーブルの側面には無垢材を巻くことで長持ちする仕様となっている。
グレーの壁面はポスター掲載スペースとなっており、手掛けた番組の魅力を発信できる場としても機能。

中央のコミュニケーションスペース。各支社室の居住性を高めるため、日本地図や方角と対応させながら窓面に配置。
外光や通気性を確保し、快適に働けるようにした。
また、支社室に沿うように共同で利用できるテーブルやカウンター、集中ブースなどを横長にレイアウトした。

支社室。JNN各社と打ち合わせを行い、
それぞれのニーズや課題を反映したレイアウトとなっている。

クライアントのもとで活躍するグラフィックデザイナーに協力いただき、入口サインを制作。
モチーフはJNN各社より募集した地域の名物や名産品となっている。
また、共用エリアに面したガラスをグラテーションのくもりガラスにしたことで、
機密情報を守りながらもお互いの気配が感じることができる。

各会議室は、日本の5つの世界自然遺産をモチーフにカラーとグラフィックパネルをセレクトしている。
会議室「知床」ではクールなブルーを基調とし、壁面には知床の流氷のグラフィックパネルを配した。

各会議室は、日本の5つの世界自然遺産をモチーフにカラーとグラフィックパネルをセレクトしている。

まっすぐに伸びるコミュニケーションエリアは奥まで見渡せるようなっており、
名前の通り「公園」のような開けた空間となっている。

集中ブース。木目調のナチュラルな雰囲気のなかに植栽を配置することで、
リラックスしながらも集中して働けるようになっている。

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クライアント
株式会社TBSテレビ
プロジェクト
株式会社TBSテレビ JNN Park!
ご相談背景
株式会社TBSテレビ様より、TBSおよび全国のテレビ局ネットワークであるJNNに所属する民放テレビ局の東京支社が集結するオフィスをつくりたいとご相談いただいた。目的はJNN各社の交流が深まり、さまざまなコミュニケーションをきっかけに仕事が広がり、事業が生まれる場所を実現すること。前提として各支社に適した広さを確保しつつ、多様なビジネスシーンに対応できる環境が求められていた。
コンセプト
日本の魅力の発信基地 -Japan's Charm Broadcast-
日本全国からあらゆるニュースを集めて発信しているJNNの民放テレビ局。青森から沖縄まで各地の民放が東京に集結するさまと、山々、森林、川、海、温泉などの豊かな自然や、人々が生み出した文化とが日本列島で多様に栄えている様子を重ね合わせ、レイアウトやマテリアル、グラフィックを計画。
オフィスを舞台にJNN各支社の交流を促し、自然と文化、そして人と人とが交差する、新たなワークプレイスのあり方を体現する空間となることを目指す。
提案内容
●全体
各支社室の居住性を高めるため、日本地図や方角と対応させながら窓面に配置。外光や通気性を確保し、快適に働けるようにした。また、支社室に沿うように共同で利用できるテーブルやカウンター、集中ブースなどを横長にレイアウトした。
来訪者や従業員へ「日本の魅力」を視覚的に分かりやすく伝えるため、日本各地の名物や名産品を着想源としたサインと、世界自然遺産からインスピレーションを得たカラースキームを展開。マテリアルは日本古来の素材や再生素材を採用することで、日本人が抱く自然へのリスペクトを表現している。

●エントランス
視線を奥へと導くように背の低い置き型のサインを設置。公園のように明るく開かれた空間を演出した。

●各支社室
サインのグラフィックはJNN各社からアイデアを募り、地域の名物や名産品をモチーフにデザインした。ここで働く人々に参画いただくことで新しいオフィスへの愛着を高めながら、日本の魅力を分かりやすく表現している。

●コミュニケーションエリア
すべてのJNN社が自由に利用できる共用エリア。ハイカウンター、丸テーブル、ボックス席、集中ブース席など、さまざまな目的や人数に応じた滞在が可能となっており、交流を生み出すきっかけをつくる。
プロジェクト
メンバー
篠崎 雪子 / 森脇 大登 / 北田 知子 / 溝江 勇次 / 陳 媛 / 竹中 勇太 / 大塚 咲穂 / 土田 綾子
用途
オフィス
実施内容
設計 施工 PM
規模
301.65坪
立地
東京都港区
竣工
2025年3月
撮影
Kudo Original Photo
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