株式会社コスモスモアは、2024年1月8日に「株式会社GOOD PLACE」に社名を変更いたしました。 詳細はこちら×

株式会社GOOD PLACE 本社オフィス

立って仕事をしながら気軽にチームワークをおこなえるスタンディングエリア。
動きのあるチームワークのためのこのエリアは、オフィスにいる誰もが視界に入る中心に配置した。

床・天井のデザインは、「ハレ」のイメージから明るい配色にしている。

エリアの中心に設けることでオフィスに活気を生み出すプレゼンスペース。
人通りの多い入口近くに位置するこのエリアは、通りかかった従業員も気軽にディスカッションに加わることができるような開かれた空間として設計されている。
カーテンを閉めて、緩やかに空間を区切ることも可能。

ライブラリーを起点に拡がるコミュニケーション。
本棚の合間にある大きな開口は、室内に外光を取り込むだけではなく、他エリアからの視線とお互いの気配を感じることができる。

見晴らしの良いブレストエリアでの共同作業はチームワークを円滑にし、クリエイティブな発想を引き出す。

あえて動線を絞ることで、ライブラリーを行きかう人々とのふとした会話の瞬間をデザインした。

モニターを見ながらチームでの作業がはかどるワークエリア。
チームミーティング後に即座にチーム作業をおこなえる設計で、効率的かつ生産的な仕様にしている。

クライアント
自社
プロジェクト
株式会社GOOD PLACE 本社オフィス
コンセプト
「ハレの場(Harenoba)」
日本民俗学の独自概念である「ハレとケ」の考え方を取り入れ、「ケ」の場は自分のペースで個人作業をするサテライトオフィスや自宅、「ハレ」の場は周囲の人と共創するオフィスであると位置づけている。オフィスに来ることで、互いに顔を合わせ自身の立ち位置を客観的に認識し、刺激を与えあえる場に。「ハレの場」は、私たちにとっての“GOOD PLACE”である。
※ハレとケ:ハレは儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケは普段の生活である「日常」を表す日本人の伝統的な世界観のひとつ
提案内容
新たにリニューアルされた2階オフィスは、フロアを行きかう従業員同士が自然に会話を交わし、チームでの仕事が気兼ねなくできるような開放感のある設計となっている。リモートワークやサテライトオフィスを活用しながらも、オフィスは誰かと一緒に働くことで、人から受ける刺激を楽しむことができる場所とした。内装デザインは、「ハレの場」らしい品格ある雰囲気を保ちつつ、暖かな色合いやマテリアルを用いてコミュニケーションを促進する。
プロジェクト
メンバー
石川 豪士 / 柿島 美里 / 藤岡 遼 / 小山田 遼生 / 椛島 利久
用途
オフィス
実施内容
設計 施工 PM
規模
110坪(2階)
立地
東京都渋谷区
竣工
2024年4月
撮影
Keiko Chiba (Nacasa & Partners)

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